京都大賞典 予想

10月10日(日)阪神11R　京都大賞典　芝2400m

スタートも悪く、お世辞にも折り合いもお利口さんではない。

しかし3歳時にはディープボンドと0,5差、ヴァルコスと0,3差、コントレイルと1.0差など、強豪馬とそれなりに善戦。

4歳になって条件戦ではありますが(2.1.0.0)と覚醒間近。特に2走前に今回と同条件の白鷺特別で見せた走りが秀逸。

過去の同レースの中でもずば抜けたタイム。過去の神戸新聞杯でも、速かったレイデオロやエピファネイアの年と遜色の無いタイム。

前走もスローペースで楽に2番手追走していたカントルを離れた5番手からしぶとく伸びてしっかり交わしきったのも良し。外から並ばれたらさらに伸びたところを見ると、勝負根性もあって好きな馬です。

鞍上がやや不安視されているようですが、白鷺特別も同鞍上ですし、阪神コース自体(1.2.1.0)とオール馬券内。この大混戦メンバーなら連勝も全然あり得ますよ。

こちらも阪神巧者。

阪神コース(1.5.0.1)と抜群の安定感。

阪神コースで唯一着外になった西宮ステークスも、4角からゴール前で終始詰まってしまうクソ騎乗4着なので、度外視できます。あれがなければ全レース馬券内という阪神巧者です。

前走目黒記念2着で重賞でもやれる能力を見せてくれました。

ただしどうしても勝ちきれるイメージは無く、相手なりに走る馬で単勝では買えない。

しかし他のメンバーもレベルは高くなく、軸にするには一番向いている馬かと思います。

前走は仕上げ途上の叩き舞台。

大外にも関わらず、和生が道中うまくイン寄りに入れれたのも好走の要因の一つですが、4角の手応えの悪さ的にもっと沈んで行くと思いましたね。

それでも最後まで粘ってレイパパレと差の無い5着ですので、叩き途上も含めてよく頑張ったと思います。しかも心房細動の札幌記念から1ヶ月しかたってませんし。

今回心配なのは鞍上だけ。阪神コースも相性いいですし、鞍上さえしっかりしてくれれば、馬自体は相手なりに走る馬ですので馬券内。

適正があるのは恐らく東京コース。

ここ近走、距離やら馬場やらいろいろと敗因は囁かれているみたいですが、米的にはあまりしっくり来ておらず、阪神2400で好走するイメージは無し。

もちろんこのメンバーなら能力は抜けているためあっさり勝ちきりも考えられますが、不安要素に対してオッズ妙味は一切無し。

抜けた1人気になるでしょうし、それなら嫌いたい。