12月26日(日) 中山11R 有馬記念 芝2500m
3歳世代について
今年の3歳世代はレベル高い。今回本命のエフフォーリアに関しては既に古馬G1を獲っていますし、ダービー勝ち馬シャフリヤールもJC3着。
G1組だけでなく、ソーヴァリアントやソダシ等既に古馬混合重賞戦を制覇するなど、非常に活躍が目立つ世代。
さらに3歳馬が3歳上の古馬混合戦出走の際は、2kg斤量が有利になります。
12月最終週なんてほとんど古馬みたいな物なのに、まだ2kgアドバンテージがあるのもめちゃくちゃ大きいですよね。
この2kgのアドバンテージは正直有馬記念出走組の3歳馬には反則級だと思っています。笑
展開予想
- 逃げ
まずは好枠からダッシュよく②パンサラッサ。鞍上を見ると大逃げも有り得ます。ただし能力×。
- 2番手集団(先団)
するとその離れた後ろ、2~4番手がベストのポジション。ここを取れた馬が勝つでしょう。
そこにはまるのが先行大好き武史の⑩エフフォーリア、⑬⑭⑮が出足悪いので、この枠でもすんなり先団⑯タイトルホルダー。さらには⑥ウインキートス。もしかしたら⑦クロノジェネシス。
- 中団
ここに長距離使った影響で出足よくない⑤ディープボンド、もしかしたらキセキに合わせて捲るかもねミルコの⑨ステラヴェローチェ、武さんならおそらく控えて⑪アリストテレス、内でじっくり脚溜めたい①ペルシアンナイト。
- 後方
ここにいっぱいいます。逃げるんちゃうかと言われてる⑮キセキもここ。ただし捲っていきます。
あとは前崩れの追い込みにかけるしかない⑬アカイイト、⑭アサマノイタズラ。
予想
◎⑩エフフォーリア 横山武 2人気想定
現役最強馬。
強かった日本ダービー。
シャフリヤールがこの馬にハナ差勝てたのは正直馬場傾向の差が露骨に出たところもあるし、早めに先頭に立ってしまったせいで、簡単に目標にされてしまった。
尚且つ道中は囲まれて無駄にポジションを下げたりする不利もあったので、それでハナ差2着は非常に強い。
最初にも記載しておりますが、そもそも世代レベルも高い。
ダービー勝ち馬シャフリヤールもジャパンカップでは3着に敗れはしましたが、これも1コーナーの入りでシャドウディーヴァ斜行の煽りを受けて落馬寸前の不利がありました。
これでオーソリティーよりも後ろまでポジションを下げる羽目になってしまったのが痛かった。
あの不利が無ければかなり際どい勝ち負けになっていたように思いますし、そう考えるとやはり今年のクラシック戦線を戦ってきた馬は非常にレベルが高い。
距離が長いやらタフな中山は合わんやらなんやかんやと重箱の隅をつつくような事を言われていますが、圧勝した稍重の皐月賞はなんやねんと。
ダイワメジャーや、サートゥルナーリア達の本質2000m組でも好走できるのが中山2500mやぞと。
いくらでも反論はできますし、この馬を嫌うのはナンセンス。
能力、展開面共に◎。ここは自信の大本命です。
○⑯タイトルホルダー 横山和 3人気想定
前走楽逃げのフロッグなんかじゃありません。
確かに息の入って楽な区間もありましたが、前半は出していってしんどい競馬してます。
前々走は超ドカ不利で度外視。
中山巧者の3歳世代クラシック馬。買うしかありません。
枠が枠が~言われてますが、確かに枠はよくない。
しかし並びがいいです。
展開のところで書いていますが、内にいる⑬アカイイト、⑭アサマノイタズラ、⑮キセキが皆出足がよくない。なんなら⑫ヨコヤマノリヒロも邪魔してこないでしょうし、すんなり内に切り込んで行ける並びになっています。
これで人気落ちるなら美味しいので、しっかり抑えておきたい1頭。
▲⑦クロノジェネシス ルメール 1人気想定
もう周知の事実ですが、この馬にとってタフな馬場では敵はいないでしょう。
鞍上もJRA最強ですし。
凱旋門賞帰り初戦というところが気になりますが、今年のドバイ帰りとなった宝塚記念では完勝していますしそこまで気にする程ではないか。
ただ今回本命にしなかったのは、その宝塚記念自体が低レベルな1戦だったのでは?という疑問。
2着ユニコーンライオンはその後出走してはいませんが、そもそもが展開が向いての2着ですし、
3着レイパパレも大阪杯完勝は強かったですが、さすがにあれは馬場状態が特殊すぎて参考にはならない。良馬場開催の宝塚記念後は成績よくない。
4着カレンブーケドール、5着キセキと、どうも今年パッとしないメンバー達。
今思うとどれだけ状態悪くても、そりゃ勝ちますよねってメンバー構成。
以上のことから本命には据えませんが、今回も3歳世代を除くと宝塚記念と変わらないレベルのメンバーなので、対抗には推すしかない。
前からでもよし、後ろからでもよし、捲ってもよし、能力あり、枠もよし、馬券内は硬いか。
△⑨ステラヴェローチェ Mデムーロ 4人気想定
前走は鞍上が大事に大事に乗りすぎた。
内回り3000mの長丁場にも関わらず、3角から大外ぶんまわしてグングン進出。
さすがに沈むやろなぁと見ていたんですが、最後の最後まで頑張って際どい4着まで。
あれはなかなか強い競馬でしたし、今回ミルコに変わることによって一発狙いの捲りが怖い。
能力が無いとそもそもこのコースで捲りは難しいので、キセキやアカイイトなんかの捲りは全く怖くないんですが、この馬ならワンチャンス。抑えておきたい。
買い目
ワイド ⑩ー⑯ 厚
馬連 ⑩ー⑯⑦
3連複 ⑩ー⑯⑦ー⑯⑦⑨
3連単 ⑩→⑯⑦⑨→⑯⑦⑨